統計めも1

定量の性質
(1)不偏性 -> E(θ)=θ
(2)有効性 -> 
Rao-Blackwellによると統計量Tは、θに関する統計量とし、さらに、
十分統計量であるSの条件付き統計量T`=(T|S)は、Tが不偏推定量であるとき
T`も同様であることを示した。
 
ここで、θの他のどの不偏推定量T``に対しても
 Var(T)<=Var(T``)となるようなTが存在するとき、
このTを一様最小分散不偏推定量(UMVUE)(有効推定量)とする。
 
ⅡLehman-ScheffeはSが完備十分統計量(注1)であるとき上記のT`が、
θの唯一のUMVUEとなることを示した。
 
Ⅲ有効性の検証方法←Cramer-Rao
効率:eff(T)=1/(In(θ)Var(T)) であるとき、eff(T)=1の時、有効推定量
 
(3)一致性
limP(|θn-θ|<ε)=1
※サンプルサイズを拡大していくと、推定量が母集団の値に近づく確率が1となる。