なんだか忙しい(?)日々

毎日のように定時に上がり、気がついたら深夜になっている日々が続いております。
大学院生活もぼちぼちハードになってきました。GWはほぼ課題(論文×3+課題×4)をやることでおわってしまいそうな予感です。
今履修している授業の中で「面白い」と思えるのは、「数理ファイナンス系」ですね。
と言ってもBinomial modelが中心で、その中から平易に数理ファイナンスの楽しさを伝えてくれているというところでしょうか。
また熱いディスカッションが繰り広げられている「バリュエーション」の授業も会計士やらアナリストやらが様々な観点から「バリュエーション」を語っているので聞いていて面白いですね。「コンピュテーショナル・ファイナンス」辺りも授業自体は楽しいのですが、自分が今まで避けてきた分、かなりきつい課題となっております。(数値解析をやっておけばよかった・・・)ファイナンス理論については、まだ謎多き授業という感じで、これから楽しいエッセンスが出てくることを期待したいところです。

ちなみにゼミでは、"theory of capital structure"が最初の課題となりました。コーポレートファイナンスの課題(まだ5月末提出ですが・・・)でも
有名なJensen and MecklingやMayersの"property right"に関する論文を読むことになっているし、かなりきつい状態です。身体が限界を迎える前に片付けないと・・・。

GW会えたらあいましょー。

一週間終わって

大学院生になって一週間。まずは授業のイントロダクションから始まりました。
全体的にかなりきつい。というか自分の想像以上にきついことを確信しました。
何がきついか。第1に「かなり理論ベースをジックリコトコトやる」感じ。
おそらく大学院に来ている人にとって最も過酷な部分ではないでしょうか。
さらに「課題が多い」点です。課題に日々追われることになるかもしれませんね。
そして、「予習しとかないと授業についていけない」というところでしょうか。
だいたい次にやる授業の内容が決まっているので、多少目を通す必要がありそうです。

おそらく授業をとりすぎると死んじゃうかもしれませんね(笑)

最近会社でいやなことが多く、社内ではちょっと暗い雰囲気をかもし出していますが、
その辺学校に行くことでちょっとストレス発散的になっている感じもします。
今日もこれからコーポレートファイナンスの予習です。

Life[明日から]

土曜日はチームビルディングでした。皆が一つになってお互いを知ることと同時に、研究とは何かについて(try & errorの重要性や理論をベースとした議論の必要性など)脳と身体を鍛えながら、鈍った身体を動かすという感じですね。最初は溶けない心も徐々に溶けていくぅ。

明日から本格的に授業が始まります。とはいえ、明日のゼミはまだ特に何もない感じ。でも大学生以来のゼミなんでちょっと楽しみ♪これからどんな感じになるのやら。

Life[休日その2]

本日も休みです。昼過ぎぐらいまで寝て、それから共同研究者のS先生へ今度の学会発表の資料にコメントを送ったり。

夕方前から赤坂見付へ。事前に赤坂サカスが完成したことを聞いていたので早速ミーハー根性で行ってみました。実際行ってみたものの、御食事処が多いようで、結果用なし。しゃーないんで目の前にあるタリーズで黙々と論文の整理をしていました。その後、友人と赤坂でご飯。彼は中小型のファンドマネージャーであることもあって、最近の相場動向やら、近年の論文についてディスカッション。コーポレートファイナンスの実態から実質的な経営者の考え方や日本企業の非効率性を痛感した感じで。とても有意義な時間でした。

Life[休日]

ff_torebian2008-03-18

ここ数日休日を頂いております。まぁ特に仕事関係で大きなトラブルもなさそうですし、自由気ままな生活です。
日曜日に、秋葉原のドンキでHUMMERのチャリンコを購入。月曜日は朝から
地元→上野→神田→皇居周辺→日比谷→丸の内周辺→秋葉原→上野→谷中→地元
という走行距離17、8キロの野人走行を決行。暇つぶしもいい所です(笑)普段の仕事場周辺のビジネスマンの中を追い抜いて、爆走する私。皇居のお堀をじっと見つめる私。馬鹿です。

火曜日(今日)は夕方から東京ディズニーランドに。さすがにチャリで行く勇気はありませんでした。春休みのせいなのか、意外と人が多く、人気アトラクションはほとんど乗れず。it's small worldなんか行ったりしちゃって。ディズニーランドに新しいホテルが建設中のようで、おそらく高速やバイパス沿いにあったら、明らかにラ○ホ。まぁTLDだから、「泊まってみたーい」なんていう女子がいるでしょうけど。

しかしTLDってすごいですね。帰るときにはお土産屋さんのラッシュ。(入り口すぐと駅前のボン・ボヤージュ)ちょっと寄って見たのですが、ほとんど品物は空。むしろ追加するぐらいの勢いで…。TLDのお土産の回転率の高さにびっくりしてしまいました。いやー商売上手ですわ…。

帰ってきてから、これまで読んだ(今後使いそうな?)論文をちょっと整理していたのですが、途中でダウン。でも気がついたら、こんな時間に。ニート最高!?

Finance/Economics[環境行動とインセンティブ]

昨今の環境に関する報道が多く取沙汰されている。日本においても漸く、排出権取引に関する研究会を行い始めたばかりである。でも実際の生活においてCO2の排出に気を配っているだろうか。そもそも環境を守るインセンティブが生活する上であるのだろうか。
 ドイツなどでは、環境やCO2の排出への関心が高く、個人が住宅を着工時にソーラーシステムを導入すると税金面などでの優遇があるそうだ。つまり、環境を保護するにもそれなりのインセンティブが必要ということなんでしょうね。製造業にしてみれば、環境ビジネスという分かりやすい形でのインセンティブがある。(一方でその形を崩さないためにも排出権取引に非協力的なのかもしれない。)だが日本の実際家庭におけるインセンティブは極わずかである。(エコバックなど?)
経済学では、ダイナスティ仮説(王朝仮説)と呼ばれる仮説がある。これは、所得を次世代に残すことを前提にした消費・貯蓄行動の関係性を現したものである。つまり次世代に資産を残すために退職後の消費を抑えることを表していている。現実に環境という最も有形で資産化されない物をどのように残すかが今問われているようにも思える。家庭内における環境配慮は現状でのインセンティブが低く、「次世代に影響を与えない」ことが唯一のインセンティブになるのかもしれない。そうでなければ、政府が家庭内でのインセンティブをどう与えるかをまじめに考えるべきなのではないだろうか。